連立方程式の解法
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クラメルの方法
N元一次連立方程式を一般的に書けば
と表せる.このとき,未知数x1,x2,・・・,xNは次のように求まる.
上式において分母は(aij)を要素とする係数マトリクスの行列式であり,分子は係数マトリクスの第k列を(bi)を要素とする列ベクトルで置き換えたマトリクスの行列式である.
2元の連立方程式では
とおいて,
となる.
3元の連立方程式では
とおいて,
となる.
具体的な例として,x,y,zに関する連立方程式
は
と書けるから,各行列式の値は
であるから
となる.